【Web講座】臼井流「最高の結果を出す人の話し方」

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2014/2/12  (2/4ページ)

 似たような経験を、あなたもなさっていませんか?

 相手によって態度を変えてしまうのは、損得勘定で人と接していることの現われです。気配りのない対応の最たるもので、嫌われ、信用をなくすのは間違いありません。

「相手によって態度を変えるなんて、馬鹿げたことはしない」とあなたは思うでしょうね。ところが、これに近い態度を私たちはよく取ってしまうのです。

「ハロー効果」に引きずられていませんか?

 私たちはある際立った特徴に引きずられ、他の部分の評価を歪めて捉えてしまう時があります。これを「ハロー効果」(後光効果)と言います。

 例えば、いつもアグレッシブに行動しているように見える人を、行動の内容を確認せずに、仕事ができているとみなしてしまう。寡黙で目立たない人を、その様子だけで、あまり仕事ができていないとみなしてしまう。

「すごい」と思った人には、畏敬の念を抱いてペコペコするのに、「たいしたことがない」と思った人には、そっけない態度をとる。

 一流大学出身で一流企業に勤めている人を、人格までひっくるめて「一流」だと思ってしまうことは、少なからずありますよね。

 人は権威や権力に弱いですから、よほど注意していないと「ハロー効果」によって、無意識に不適切な評価を下してしまうのです。

 気配りができる、最高の結果を出す人は「ハロー効果」などには惑わされず、相手と同じ視点で接するものですが、そういう人は本当に少ないと言えます。

 私も100%できているとはいえませんが、相手によって態度を変えそうになる自分をできるだけコントロールするようにしています。

 その際、心掛けているのが「出会う人皆師匠」という発想です。

 まずは、Mさんのような人物は反面教師として捉え、否定しないで受け入れます。誰にでもいいところはありますし、悪いところもある。悪いところは自分への戒めとして受け入れれば、最高の教材になります。

 それでも、嫌悪感がぬぐえないという人と会話する際には、「すなお」をキーワードにしています。

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