【Web講座】臼井流「最高の結果を出す人の話し方」

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2016/3/30  (3/4ページ)

私は正しい、私の考え方が常識だと思っていませんか?

 自己主張の中に、「自分が正しい」「私の考え方が常識だ」というニュアンスが含まれていると、例外なく嫌われます。このようなニュアンスを含んだ発言をすると相手は、「間違っているのはあなたの方だ」というメッセージを、受け取ってしまいます。

 こうなると、議論ではなくけんか腰。長じれば本物のケンカへと、発展しかねません。あなたにとっては正義や常識であっても、意見は人それぞれ。あなたとは真逆な考え方があって当たり前、ということを肝に銘じておきましょう。

 そして自己主張は相手の考え方を否定したり、攻撃したりすることではなく、「自分の気持ちや考え方を説明する」というスタンスで、言葉を選ぶことが重要です。

 会議で新製品のネーミングを議論する場合

●悪い例・相手の提案を否定する

 「そんなネーミングはダメだよ、(商品が)売れるはずないでしょう。ちゃんと考えていると思えない。君の感覚はおかしい」

 これはただのダメ出しです。ネーミングを否定するに止まらず、相手の人間性をも否定しているのと同じです。それに肝心な自分の考えは何一つ、伝えていません。

●良い例・相手の提案を肯定する

 「私には考えもつかないネーミングです。正直驚きましたが、彼の感性を尊重したいですね」(自分の思いをかみ砕いて話す)

 両者を比べたら明白でしょう。たとえ相手の考えに共感できなかったとしても、後者のような言い方にすれば、何の問題もおこりません。

 仮に前者のように伝えたら、相手が傷つくだけでなく周囲の人は、あなたを「何でも反対したがる人」「ダメだし屋」と評価するでしょう。もし、こういうタイプが上司にいたら、最悪です。部下の意見はことごとく潰され、会社の未来は危ういものとなるでしょう。

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