田中雅子の「結果が出る逆転発想術」

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2012/10/31  (1/2ページ)

「忙しい、面倒」と不調サインを見逃さないで

 これまでは、仕事の結果を出すための具体的なノウハウをお話ししてきました。今回は視点を変えて、働く女性が知っておくべき「自分のからだ」について考えてみたいと思います。

 仕事人としての長い人生を考えると、自分のからだが資本です。短期的に結果を出そうとがむしゃらに仕事に励むだけでなく、自分のからだの状態を知り、長いスパンで見てペースを調整することも大切。無理をして健康を害し、仕事ができなくなってしまったら本末転倒です。

 私事ですが、今年になってから女性の友人が5人、立て続けに婦人科系の病気に見舞われました。身近なところで何人もが大病と戦うことになり、仕事は続けられるのか、子どもは産めるのかと悩んでいるのを目の当たりにして、同じ働く女性として他人事ではない切実な問題だと感じています。そして、加齢による身体の変化や女性特有の病気に関して、自分があまりにも知らなさすぎることを痛感したのです。

 実は私自身、外資系企業に勤めていた頃に子宮筋腫を患っています。仕事がかなり忙しく、病院に行くことに抵抗があったことなど様々な理由が重なって受診を後回しにしていた結果、気がついたときには開腹手術をする治療しか残っていませんでした。手術を決意しましたが、病気のことは母親以外には言えず、会社や周囲には話せませんでした。ぎりぎりの休暇をもらって入院し、退院後、すぐまた仕事に復帰したことを覚えています。10数年前のことですが、現在では2度目の筋腫ができつつあることが分かり、今は定期的に検査を受けながら漢方などの投薬を続けています。

 婦人科系の病気は周囲に言いづらく、自分だけで悩みを抱えてしまいがちです。それがストレスになって病気が悪化してしまったら、仕事にも自分のからだにも悪影響を与えます。私も、最初に不調を感じたときにすぐ検査を受けて悪化する前に対処していたら状況は違っていたかもしれないと、今では感じています。

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