最強チームのつくり方

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2014/7/3  (1/5ページ)

 今回は、「成果を創り出すための10のあり方」の中の④リスペクトと⑤冒険について解説します。

④リスペクト
〈「人」を尊重する、「基本」を徹底する〉

 ここでの、リスペクトとは敬意や感謝の気持ち、謙虚で素直な姿勢を指しています。

 何か大きなことを達成したいとき、一人の力では限界があります。たとえ達成できたとしても、多くのエネルギーや時間を必要とします。人からのサポートがあれば、より早く、より確実に、より高いレベルで達成が可能になるでしょう。

 このサポートを得るためには、③の「伝える」のほかに、人に対するリスペクトが必要になります。

 どこへ行っても先輩や上司にかわいがってもらえる人がいます。その一方で、どこへ行っても誰からも目をかけてもらえない人もいます。すぐに見切られ、見捨てられてしまう人すらいます。この違いは、どこから生まれるのでしょうか。

 後者の人たちを見ていると、共通点があります。

 人を小馬鹿にしたような物言い、悟ったような顔つき、反発的な目つき、ふてくされた態度、気取っている、すぐ鼻にかける、自分のことしか考えない、何をするのもイヤイヤ、人の話をまともに聞かない、学ぼうという姿勢が見られない、口を開けば、憎まれ口、文句、不平不満しか出てこない……などなど。

 こういう人の、こういった態度や姿勢は、すべて人に対するリスペクトの欠如から生まれています。

 もちろん、「リスペクト」と「媚(こ)びる」は同じ意味ではありません。リスペクトは、スキル(やり方)ではなく、心がまえ(あり方)です。時間はかかりますが、人を大切にすることを常に意識しつづければ、自然に身についていく「あり方」です。

 この「あり方」を身につけている人には、必ず救いの手を差し伸べてくれる人が現われます。逆に、人に対するリスペクトがない人は、救いの手を遠ざけてしまいます。

 人をリスペクトすることに加え、基本をリスペクト(尊重)することも大切です。それはつまり「基本に忠実なこと」「基本を徹底すること」と言い換えることもできます。

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