最強チームのつくり方

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2014/7/10  (1/4ページ)

⑩コミットメント(目標達成の強い意志)
〈「達成できるまで何度でも」という強い意志こそがエネルギーの源になる〉

 「成果を創り出すための10のあり方」の最後にご紹介する「コミットメント(目標達成の強い意志)」は、①の「ゴールを決める」に強く関連のある「あり方」です。

 ①の「ゴールを決める」がなければ、⑩の「強い意志」は生まれません。

 ①は⑩の前提であり、①が強くなったものが⑩と言えるでしょう。

 「コミットメント(目標達成の強い意志)」とは、「何でもやる、何度でもやる、できるまでやる」そのような強い決意とも言えます。

 目標達成に向けた強い意志を考えるとき、私の頭には飛行機が思い浮かびます。理系出身の人にはあまり不思議なことではないのかもしれませんが、文系出身の私にとっては、いまだに飛行機が空を飛ぶことが信じられません。あんな巨大な鉄の塊(実際にはアルミ合金やカーボン繊維の複合材料でつくられているそうです。それでも、ジャンボジェット旅客機は、機体重量のほかに燃料、乗客や荷物を合わせると400トン近くにも達するそうです)が空を飛ぶことが信じられません。地上から見ているのはいいのですが、乗客として乗るとなると、どうしても躊躇してしまいます。

 おそらく当時の人たちも、私と同じ感覚を持っていたはずです。あの鉄の塊に多くの人を乗せ、海を越えようなんて尋常ではないと。ふつうに考えたら、絶対にムリだ、ムリに決まっていると、ほとんどの人が思っていたはずです。

 しかし、開発者はまったく反対の考えを持っていたはずです。エンジニア魂のようなものがあり、飛ばしてみたい、なんとしても飛ばすんだ。そして、はじめから、実現を確信していたのだと思います。

 このように心の奥底から生まれる正直な願望は、私たちのエネルギー源になります。反対に妥協した目標や、押しつけられた目標は本人が納得していないので、アイデアもやる気もモチベーションも生まれませんし、生まれたとしても長く持続しません。

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