ビズアカ・インタビュー

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2016/3/9  (1/3ページ)

PB商品の開発で世界を飛び回る!

中野 三穂(なかの・みほ)さん

メーカー、外資系不動産の勤務の後、出産・育児に専念。2005年、テレビ通販会社に就職。13年より、アスクルへ。一児の母。大阪府生まれ。

――個人向け通販「LOHACO(ロハコ)」でPB商品の品質マネジメントを担当

 アスクルの創業は1993年。「中小企業にも大企業のような便利なサービスを」との思いから、社名でもある「明日来る(アスクル)=翌日配送」というスタイルで法人向けオフィス用品の通信販売をスタート。現在では約100万点以上の商品を扱うまでになりました。2012年からは個人向け通信販売サービス「LOHACO(ロハコ)」が始まり、私はこのロハコでも販売しているPB(プライベートブランド)商品の企画段階から販売までの開発工程における品質設定とその確認業務を担当しています。

 ロハコは、アスクルとYahoo!JAPANとの提携により実現したサービスです。Yahoo!JAPANがもつ集客力や決済システムと、アスクルがもつ商品力、物流システム、コールセンター機能を融合させて、より質の高いサービスを目指しています。現在、取扱商品数は約20万点、即日配送可能な商品も7万点ほどあります。朝10時までに注文すれば、最速で当日中のお届けが可能です。

――日本人の細かいニーズを理解してもらうまでがひと苦労……

 法人向けオフィス用品のカタログが出るのは年に2回、2月と8月です。それに向けてPB商品の準備も進みます。PB商品の製造工場は、中国、ベトナム、タイ、インドネシアなどアジアが中心です。工場の選定や試作品の評価、表示のチェックなどのために、私は年間50日くらい海外に出張しています。商品の品質チェックだけでなく、工場で働く人たちの衛生管理などにも気を配ります。

 極端な例かもしれませんが、なぜ外から戻ったら手を洗わなければいけないか、手を洗った後はきれいな布で拭かなければ意味がない、といった部分から説明することもあります。文化が違うので、日本の常識は通じません。日本人のものづくりへのこだわりや日本の消費者のニーズは本当に細かいので、その感覚を理解してもらうまでがひと苦労ですね。

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