人事に聞く 企業の採用戦略

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2016/1/25  (1/2ページ)

 日立化成は2014年に人材の多様化を目指した専門組織を設けた。主な目的は女性社員が活躍しやすい環境を整えること。男性の管理職の意識を変えるため、行動計画作りなどの実践的な取り組みを進める。ダイバーシティ推進部の沼尾直美部長に考え方と内容を聞いた。

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ダイバーシティ推進部の沼尾直美部長ダイバーシティ推進部の沼尾直美部長

 日立化成は液晶パネルなどに使う高機能素材や自動車部品を生産しています。独BASFや米スリーエムと同じようにグローバル化を進めるには、様々な考え方や立場の人の力を引き出すことが求められます。

 社内のある男性の管理職が「女性の方が男性よりもデータ分析で細かい部分に気づく」と言っていたことがあります。女性の社員に活躍してもらうには育児や出産時の休暇制度を整えるだけでなく、同じ職場で働く男性管理職の意識を変えていくことが必要です。

 技術の会社ということもあって男性社員が多く、管理職からは「どう女性社員に接していいか分からない」という声が多く聞かれました。例えば、「子どものいる女性に残業を任せていいのか、出張を命じていいのか」との迷いや遠慮が生じていたのです。

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