インタビュー我が社の人材戦略

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2014/3/31  (1/2ページ)

ガリバーインターナショナル執行役員 坂井智代美氏ガリバーインターナショナル執行役員 坂井智代美氏

 ――2015年春の新卒採用者数を14年春に比べて約3倍の700人規模にします。

 「18年までに店舗を現在の倍の800店に増やす。新卒で優秀な学生を採るのが最重要だ。学生に『中古車店』と見られると志望対象に入れてくれない。『世界一を目指している』など経営理念を話すと当社の取り組みを分かってもらえ、学生も面白い企業と理解してくれる。説明会では、ゲーム形式で車の査定や買い取りを体験してもらう。営業や交渉の楽しさなどを知ってもらう狙いだ。役員も含め全社で採用に関わり、認知度向上に力を入れている」

 ――新卒をどう育てていきますか。

 「以前は店舗5人のうち若手社員1人が新人1人を指導する体制だったが、09年から『寺子屋制度』を始めた。店長と若手1人ずつと新人3人にしている。従来は営業目標を達成できずに『自分にはこの仕事は向いていないのでは』と考えて辞める新人が多かった。同じ店舗に複数の新人を入れると、刺激になるのか乗り切れる人が増えた」

 「09年以前は3年目までの離職率が4割程度だったが、今は2割強に減った。最初の1年でのつまずきを減らせたのではないか。営業の目標予算などの達成スピードが早まった。先輩社員も『面倒を見なければ』と責任感が出てきた。平均年齢が32歳前後と若い会社で、失敗を恐れない組織風土で新しいプロジェクトを起こして挑戦を促している」

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