セミナー体験記

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2011/10/11  (2/4ページ)

相互理解にうってつけ

 マインドマップの作成プロセスは、

(1)これから考えようとする思考の核となるテーマ「セントラルイメージ」を絵で表現する

(2)そこから放射状に枝を伸ばし、基本アイデア「Basic Ordering Idea(BOI)」を文字や絵で記す

(3)各BOIから枝を伸ばして連想を広げる

というもの。1枚のマップ作成の所要時間は15分ほどだ。

「アイデアは残らず書き出そう」とアドバイスする講師の倉橋さん「アイデアは残らず書き出そう」とアドバイスする講師の倉橋さん

 「思い浮かんだ単語やアイデアは、どんな瑣末なものも残らず書き出す。それが自由に発想を広げる第一歩」と倉橋さん。発想法には、「りんご→果物→デザート」のように、一方向に連想する「FLOW」と、「りんご→赤い」「りんご→青森」のように多角的に連想する「BLOOM」があり、両者を組みあわせて思考すると、発想が放射状に広がって、よりアイデアが浮かびやすくなるそう。

 まずは「クリップの使い方のアイデア」をテーマにマインドマップ作りに挑戦。私は「文房具」と「お菓子の袋を留める」くらいしかBOIを思いつかなかったが、周囲の参加者は「使い方」の範ちゅうに収まらないBOIでも臆せず設定していた。向かいの女性は「注文」をBOIとし、そこから「アスクル」などと掘り下げているし、隣の男性は「女性向け」というBOIから、「かわいいキャラクターのクリップ」→「男性向けの指先の筋力アップができるクリップ」などと発想を広げている。

 さらに「私の好きなもの」がテーマのマインドマップも作成した。「好きなもの」をネタに語り合うと互いの距離が縮まると倉橋さん。「部署内で行えば、同僚との関係がよくなるケースも。親子で行っても子供の意外な一面を発見できるはずです」。女性と会話することに不慣れな男性のグループが合コンに使ったところ、会は大盛り上がりだったとか。なるほど、マインドマップは相互理解にも役立つというわけか。

>> 原稿のアウトライン作りにも使える

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