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ルックまめピカ開発プロジェクト、定性・定量データの駆使で成功へ

【第2回】ビズアカ水曜勉強会レポート
「ヒット商品開発者と一緒に考える、プロジェクト成功の秘訣」

2012/2/8 (1/1ページ)
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 本サイトの連載「ブレークスルー~ヒットを生んだ突破力~」に登場したビジネスパーソンをプレゼンターに迎えるイベント、「ビズアカ水曜勉強会―ヒット商品開発者と一緒に考える、プロジェクト成功の秘訣」が、3月14日(水)の19時から丸の内オアゾ (OAZO)丸善3階・日経セミナールームで開催された。

 今回のプレゼンターは、ライオンの人気商品「ルックまめピカ トイレのふき取りクリーナー」の商品開発に携わった、ライオン ヘルス&ホームケア事業本部リビングケア事業部 副主任部員の横手弘宣(よこてひろのぶ)さん。横手さんの記事は、こちら横手さんに関する記事はこちらに掲載されている。勉強会では「トイレ掃除に革命、『ルックまめピカ』プロジェクト〜成功の秘訣は徹底した消費者調査〜」と題して、取材時には語り尽くせなかった開発秘話や消費者調査の実態をお話しいただいた。

 勉強会の前半ではトイレ掃除に関する詳細な調査データを交えながら、「ルックまめピカの開発について」「周囲を巻き込むために」「チームとしての行動力」をテーマに横手さんがプレゼンテーションを行った。

 「トイレットペーパーにつけてサッと拭けて、ペーパーがボロボロにならないクリーナー」という、従来になかったコンセプトを導き出した背景や、社内上層部の承認を得るための秘策、横手さんが学生時代に打ち込んだアメリカンフットボールでの経験を例に、プロジェクトでのチームプレーの秘訣が紹介されると、参加者は熱心に耳を傾けていた。

 プレゼンテーションの最後に横手さんは、この4月から慶応義塾大学院・経営管理研究科に国内留学することを明かした。ライオンに入社後11年で、営業・流通の視点、事業・顧客の視点を培ってきたのち、経営の視点を体得するためにビジネススクール入学というキャリアステップを選んだ旨を語った。

 勉強会後半のグループ・ディスカッションでは各テーブルで活発な意見交換が行われ、ディスカッション後、代表者が発表。「『トイレ掃除を気軽に楽しく』という商品だが、横手さん自身が楽しく仕事をしているのが印象に残った」「壁にぶつかったら視点を変えてみること、自分の思いがなければ人は動かせないこと、可能性を否定しないことなどがポイントだと感じた」「我が社では若手の提案はなかなか通りにくい。それが生かされているライオンの組織風土は素晴らしいと思う」など多くの意見が出た。

 横手さんは最後に、「商品開発に携わるなかで様々な壁にぶつかってきた。そのときに心がけたのは、一緒に働くメンバーに気持ちよく動いてもらうこと。そして自分自身も気持ちよく動けることで、壁は乗り越えられると思う」と結んだ。

 参加者の業種・職種は様々。勉強会終了後も参加者同士や横手さんとの会話がはずみ、組織を越えてのビジネスパーソンの交流の場としても、有意義なものとなったようだ。

 「ビズアカ水曜勉強会」は、水曜夜19時から不定期開催。第3回は5月に実施予定。

 日経Bizアカデミーでは、「ビズアカ水曜勉強会」専用のオンライン掲示板も開設している。
⇒ビズアカ水曜勉強会フォーラムはこちら

 

■プレゼンター

横手弘宣氏(ライオン ヘルス&ホームケア事業本部 リビングケア事業部 副主任部員)

1977年生まれ。兵庫県宝塚市出身。流通科学大学商学部マーケティング専攻卒業後、ライオンに入社。営業部門に配属になり、主に関東圏のドラッグストアを担当。その後リビングケア事業部に異動。「ルック」ブランドの商品開発・育成などを担当する。

■コーディネーター

大塚葉氏(日経BPコンサルティング 開発本部 編集グループ プロデューサー)

1984年早稲田大学法学部を卒業。1997年日経BP社に入社し、「日経ベストPC」副編集長、「日経PCビギナーズ」副編集長、同編集長、発行人を務めた後、「日経ビジネスオンライン」「日経WOMAN」「アソシエオンライン」の編集に携わる。現在は日経BPコンサルティングで、日経電子版やIT関連のコンテンツを企画、編集する。

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