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2014/7/1  (3/3ページ)

MBAを取得すると社内評価がアップ約4割

 ビジネススクールに通いMBAを取得すると、仕事にどう影響するかは気になるところだ。MBA受講経験者(現在通っている人も含む)に通ってからの変化を聞いたところ、「社内評価が上がった」という回答が38.3%に上った。マーケティング、組織運営、リーダーシップなどを実践的に学ぶMBAは、社内で一定の評価を得るようだ。

 一方、「昇進・昇格をした」と回答したのは34.3%、「希望部署への異動が叶った」のは 24.8%、「管理職への登用」は19.0%だった。

 MBAを受けてみたい理由で「職務上必要な知識・スキルを学びたい」が1位に挙がっていたように、まず現状の仕事に学んだ知識を生かすことが実質的だろう。また、新しいことを学ぼうとする前向きな姿勢が、仕事の面でプラスに働くこともある。その上で、MBAが昇進・昇格や部署異動にもある一定の効果をもたらしているといえそうだ。

MBAは市場価値を高めビジネスシーンで有利に働くことも

 MBAを受講したい理由では「市場価値を上げて転職を有利にしたい」という回答が18.4%を占める。MBA取得は、給料アップや転職に影響があるのだろうか。

 ビジネススクールに通ってから社内で昇給したと答えたのは 32.1%。回答者に任意で昇給金額を聞いたところ、最も多かった回答は100万円(年額)、平均は140万円だった。昇給の原因がビジネススクールによるものかどうかここでは検証できないが、昇給した人の場合、かなりアップするといえそうだ。また転職を果たしたと回答したのは21.5%だ。「検討中」も 23.7%に上った。

 MBAの知識を社内の仕事に生かすか、転職につなげるかは個々の目的によるが、概して、取得することで自身の市場価値を高め、転職にも意欲的に働くようだ。

調査の方法
 日本経済新聞社と日経HRによる共同調査。インターネットによるアンケート方式で実施した。対象は全国の20~40代を中心とするビジネスパーソン。調査期間は2014年6月2日~6日。回答者数は2101人。ランキングの集計方法は、経営学を中心としたMBAコース(または類するコース)を持つ国内の大学院(東日本と西日本64校・研究科)で、最も通ってみたい大学院を1位とし、最大3位(3校)まで選択してもらい、1位を3点、2位を2点、3位を1点として集計した。

 調査結果の詳細は、7月3日発行の「日経キャリアマガジン」(日経HR)でも紹介しています。

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