探訪ビジネススクール

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2016/3/25  (2/4ページ)

八木氏「わが社の人材教育は10点」

内田氏 企業の人事に対しては、何かアドバイスはありますか。

八木氏 これまでのやり方を変えるのは容易なことではありませんが、変えることを大変だと思うから、大変になる。大事なことは、チャレンジすること。LIXILの人材教育はけっして100点満点で100点ではなく、10点ぐらいです。でも競争相手が7点や8点だから、それでも勝つ。まずは行動を起こすことです。最初から完璧を目指さずのではなく、その時々のベストを尽くすことが大切です。

入山氏 経営幹部クラスがビジネススクールに通う意義の1つに、様々な人との出会いがあると思います。同じ業界に長年いると、付き合う相手はどうしても同質、同世代の人に限られてしまう。それでは、気付きができないし、異質な知の出合いもイノベーションも起きない。早稲田大学ビジネススクールは、いろいろな業界の人間、女性、外国人、若者など様々な人種がいて、まさにダイバーシティの世界。うまく活用すれば、会社に大きな利益をもたらすことができます。

◇◇

 パネル討論に続いて、早稲田大学ビジネススクールが企業のエグゼクティブ向けに昨年9月に新設した教育プログラム「EMBA Essence」について、同校の長谷川博和教授が説明した。(以下はその要約)

長谷川氏 早稲田大学ビジネススクールは、これまでにも、企業のエグゼクティブ向けに様々な教育プログラムを用意してきました。例えば、経営者や役員向けには、毎年「CEOラウンドテーブル」を開催したり、5日間連続の「トップマネジメント研修」を実施したりしてきました。

 そうしたエグゼクティブ向けプログラムをより充実させようと、昨年、新設したのがEMBA Essenceです。

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