戦略思考で読み解くビジネスモデル

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2015/2/25  (1/5ページ)

◇他人の資金や資産をフル活用で身軽な経営

東インド会社が株式会社の起源

 他人の資金でビジネスを最初にはじめたのは、1600年ごろの東インド会社です。東インド会社が株式会社の起源といわれています。

 イギリスはインドに東インド会社を設立し、紅茶をイギリス本土に運搬していました。航海のリスクは高く、船が沈没することもありました。そこで、投資家から資金を集め、船が無事イギリスに到着すれば投資資金が2~3倍になり、沈没すれば投資資金がゼロになるしくみを生み出しました。

 しかし、1回毎の航海ではハイリスク・ハイリーターンです。そこで会社の継続を前提とした現在の株式会社のしくみを作り、成功報酬を配当として出すようにしたのです。

資金や資産の出資者とWin-Winの関係ができれば他人の資産をフル活用

 現在では、株式意外にも投資の機会は増えています。たとえば、通貨のFX(為替取引)、貴金属や穀物の商品先物取引など、投資家から資金を集めるしくみが確立しています。

 また投資家だけでなく、不特定多数から資金を集めてビジネスをしている会社もあります。たとえば、信託銀行は、顧客の相続資産を預かって担保資産として利用し、投資や貸付業務をしているのです。

 出資者(他人)と運用者の間でWin-Winの関係(お互いがメリットのある関係)ができれば、出資者の資産をフル活用できます。

【問題】
 収益不動産を担保に不特定多数から資金を集めるしくみとは?

 収益不動産を担保に、不特定多数から資金を集めるしくみがあります。収益不動産とは、オフィスや居住用の賃貸物件や、テナントが入居するショッピングモールのような商業施設です。

 収益不動産を担保に不特定多数から資金を集めるしくみとは何でしょうか?

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