語学達人への道

この記事をはてなブックマークに追加 この記事をmixiチェックに追加
印刷
2013/2/14  (1/4ページ)

東京都中央区のTLL言語研究所でインタビューに答える竹村和浩さん。東京都中央区のTLL言語研究所でインタビューに答える竹村和浩さん。

 英語研修会社「TLL言語研究所」(東京都中央区)を経営する竹村和浩(たけむら・かずひろ)。高校教諭などを経て1995年に独立。現在は企業内研修を中心に英語講座を手がけている。とりわけ「目からウロコが落ちる」と好評なのが「英語の発音」研修だ。「自分で発音できない音はリスニングもできない。正しい発音できるようになれば、リスニング力もアップする」というのが持論だ。

 石川県金沢市出身。父は市役所の職員、母は国の出先機関に勤務という公務員の家庭に生まれ、高校を卒業するまで金沢で育った。幼少のころは英語とは無縁だった。一級建築士で技術系だった父の影響で、竹村自身も工業高校の機械科に進学。「手に職をつけろというのが我が家の教育方針で、私も卒業したら就職するはずでした。父は戦後すぐ、同じ高校の建築科を卒業しました」。

 英語との最初の出合いは小学校4年生のとき。家族で映画館に行った。見たのはミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」。「映画にすごく感動した。それでどうしてもサウンドトラックが欲しくなった。吹き替えではなく、英語のサントラが欲しくて、レコード店に買いに行った。『店には(在庫が)ない。取り寄せるのに1カ月かかる』といわれたが、それでもいいから、と言って、取り寄せてもらった。そのレコードを、中学校に入るころまで何度も何度も、すり減るほど聴いた」。

 サウンド・オブ・ミュージックに出演していた女優ジュリー・アンドリュースの歌声が好きで、アンドリュースが出演している別の映画のサントラも買った。ミュージカルにもはまり、小学校4年から6年ごろまで英語の音楽を聴いていた。「最初はぜんぜん分からなかったけど、歌詞カードがあったので、それを見ながら聴いているうちに、少しずつ簡単な単語なら分かるようになっていった」という。

>> 中3のとき、NHKラジオが転機に

<< >>
バックナンバー

この連載の一覧
著者プロフィール