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Since she was made in charge of the project, Jane has been hoity-toity.

(プロジェクトを任されて以来、ジェーンはエラそうな態度をするんだよね)

Vocab Aid:

be made in charge of ~(~を任される)

「エラそうな」とカタカナまじりにしたのは、偉ぶった態度の滑稽さを揶揄(やゆ)する気持ちから。表題のhoity-toityも、この気持ちの表われです。400年ほど前、自分はまともだと考えている人たちは、街で見かける酔っ払いやゴロツキのことをさげすんでHoity-toity!とばかにしたものだそうです。「このオタンコナス!」ほどの意味だと思ってください。それがあまりに頻繁だったものですから、言われた方も「何をエラそうに」という気になる。そのせいもあって、やがてこのののしり言葉を発していたご本人たちがhoity-toityと呼ばれる逆転現象が起きて現代に至ります。こんないきさつからしても、「態度のエラそうな(オタンコナス)」の訳にはこのフレーズが一番だと思いませんか。

How to use:

A. Did you see his press interview on TV last night?

B. I did. I'm sick of his hoity-toity manner.

A. 夕べの彼の記者会見、テレビで見た?

B. 見たさ。あのエラそうな態度にはムカムカするよ。

Further Study:

「偉そうにする」にはいくらでも言い方があります。~'s nose is in the air(~の鼻が空中にある)もそのひとつ。鼻を得意げに上に向ける仕草からきた表現ですが、「nose=鼻」が使われているところから「鼻高々」の方がより日本語的な訳かもしれません。ついでに言えば、上に向けた鼻の先から誰かを下目使いに見ると、いかにも人を見下した感じになります。これがlook down ~'s nose at …(鼻を通して…を見る)。「人をさげすんだ目で見る」ことで、言葉を変えれば「エラそうな態度で人を見下す」ことですね。

Her nose has been in the air since her husband became the managing director.

(夫が専務になって、彼女は鼻高々です)

Beth looked down her nose at Tom, and that hurt his feelings.

(ベスの上から目線にトムは傷つきました)

コスモポリタン・インスティテュート(CI)

[日経Bizアカデミー2016年2月1日付]

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