日経キャリアアップ面連動企画

多角化と経営トップ~カラ元気はOK、スケベ心はNG 吉原英樹著「『バカな』と『なるほど』」(3)

 本書が出た当時、私はコンサルタント3年目、バブルの始まりということもあり、ずいぶん新規事業のプロジェクトに関わりました。本書が多角化とそれにかかわるリーダーシップに数章を割いているのはそうした時代背…

「常識」って何?~楽するためのおまじないかも  吉原英樹著「『バカな』と『なるほど』」(2)

 「常識を覆す」という言葉は新聞や雑誌の見出しで時々目にします。新興企業や衰退していた企業が「斬新な戦略」で好業績を上げたようなときに使われ…

戦略の本質~差別化とは「バカ」と言われること 吉原英樹著「『バカな』と『なるほど』」(1)

 本書が最初に出版されたのは今から30年近く前です。それが最近になって復刊されたのにはそれなりの意味があります。経営学修士(MBA)ブームな…

負け戦こそ糧~冨山和彦著「会社は頭から腐る」(4)

 これまでの3回で日本企業の「病理」とその原因について解説してきました。そしてその解決策の一端についても触れました。冨山氏は、「会社を腐らせ…

トップを選び、クビを切る~冨山和彦著「会社は頭から腐る」(3)

 企業再生にあたって重要なのは事業やそれを支える人材の再生であって、会社そのものの救済ではありません。前回、述べたように日本では変革を回避し…

変わるインセンティブ~冨山和彦著「会社は頭から腐る」(2)

 日本では終身雇用、年功序列といった仕組みが高度成長期と非常にうまくマッチし、無用なあつれきを排除して安心感を持って仕事ができるという、きわ…

大企業「病理」の処方箋~冨山和彦著「会社は頭から腐る」(1)

 本書は2007年に書かれました。タイトルは刺激的ですが、内容はバブル崩壊後、低迷していた日本企業が復活するための的確な処方箋となっています…

再創造するには~「アレックス・ファーガソン自伝」(4)

 ファーガソンは本書で「息子たちが幼い頃の私は家を空けてばかりで、仕事一筋」と述べているように、彼の人生はサッカー一色でした。そんな彼も「引…

記者は敵ではない~「アレックス・ファーガソン自伝」(3)

 ファーガソンはあめとムチで選手を操るタイプの監督ではありませんでした。むしろ選手たちに雇用契約に基づく上下関係を強いることなく、ましてや転…

レガシーを残す監督~「アレックス・ファーガソン自伝」(2)

 ファーガソンはスター選手を擁する名門サッカーチームを四半世紀以上にわたり率いた秘訣を、こう記しています。  「私が観察力を備えていた…

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