MBAはこう使う!

この記事をはてなブックマークに追加 この記事をmixiチェックに追加
印刷
2014/4/28  (1/3ページ)

 女性の活用に積極的な上場企業、いわゆる「なでしこ銘柄」に、2年連続で選ばれた日産自動車。その日産で女性社員のトップに立つのが、星野朝子・常務執行役員だ。カルロス・ゴーンCEOの下で同社のV字回復に貢献し、現在も同社のマーケティング情報部門をけん引する。活躍の支えとなっているのは、MBA留学を機に磨きをかけたマーケティングサイエンスの知識と経験だ。

■キャリアのスタートは銀行員だった。

 慶応義塾大学では計量経済を専攻していたので、将来は、その知識を生かして経済や金利、景気動向を予測する仕事がしたいと考えていました。在学中に英ケンブリッジに留学したのも、将来語学を生かして仕事をしたいとか海外で働きたいからではなく、ただ計量経済を勉強して将来は、数字に囲まれ、数字と戯れながら暮らしたいと、そんな夢を描いていたからでした。

 就職は日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)でした。男女雇用機会均等法が施行される前でしたが、採用担当者の「当行は、男女同一賃金、同一昇格です」との言葉に魅力を感じました。当時は、経済予測に使われるモデルとして日銀モデルや経企庁モデルが有名でしたが、日債銀に入ったら自分で「日債銀モデル」を作り、どんどん予測を当てられたらいいなと、入行後の自分の姿を想像して楽しんでいました。

<< >>
バックナンバー

この連載の一覧
著者プロフィール