MBAはこう使う!

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2016/3/28  (2/3ページ)

■在学中の2014年春、AfriMedicoを立ち上げた。

 ビジネスモデルを作る過程では、NPOか株式会社かという議論もしました。事業でもうけた分を株主に還元するのが株式会社で、次の社会的課題の解決のために投資するのがNPO。私自身は社会問題の解決ということを常に軸に置きたかったので、自分にコミットする意味も含め、最終的にNPOを選択しました。

 2013年の暮れにスタッフを集めるためのイベントを開き、最初は20人前後でスタート。スタッフの数は今はもう少し増えています。スタッフの3分の1は同じビジネススクール出身で、もう3分の1は青年海外協力隊のつながり、後はこの活動を進めていくうえで出会ったメンバーです。みんな私と同様、職を持ちながら、医療関係や財務、広報などそれぞれの専門知識を生かし、AfriMedicoの活動にかかわってくれています。

 平日昼間はそれぞれ仕事を持っているので、活動は主に平日夜と週末。立ち上げてまだ日が浅いので、私自身は結構バタバタしており、睡眠時間を削りながら何とか運営しています。グロービス時代の忙しい二足のわらじの生活が、まだそのまま続いているような感覚です。

 グロービスでは、「自分の志とは何か」ということを絶えず問われ続けました。まず、受験の時に志望動機で書き、面接で質問され、入学して最初にみんなの前で発表します。その後も、定期的にそれぞれの志を伝える機会が設けられています。そうやって自分にプレッシャーや自己暗示を掛け、目標を達成することにつながっていくのだと思います。

 私の場合は、アフリカの医療に貢献したいとずっと言い続けましたが、そのお陰で、辛くても、軸がぶれずにここまでやってこられているのだと思います。

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