つらい仕事が楽しくなる心のスイッチ

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2015/2/18  (1/5ページ)

 ビジネスの基本はコミュニケーションだ。

 ビジネスの世界は、人と人とのやりとりで成り立っている。ビジネスで成功している人は、コミュニケーション・スキルを身につけている。

 あなたがどんなに豊かな才能をもっていても、それを企業の担当者に理解してもらえなければ雇ってもらえない。どんなに素晴らしい商品を開発しても、消費者の気持ちにアピールすることができなければ売れない。

 だからこそ企業が新人を採用するさいに最も重視するのが、コミュニケーション力であり、研修で実務スキルと並んで人気なのが、コミュニケーション・スキル研修なのだ。

「商品知識は自分の方がずっとあるのに、なぜ売り上げ成績がみんなより悪いのか、わからない」

「私の判断の方がだいたいにおいて正しいのに、会議ではなかなか意見が通らない」

 こんな不満の声を聞くことが多い。このように嘆く人は、ある種の勘違いをしているのだ。人間が理屈だけで動くと思ったら、それは大きな勘違いである。

 人からあなたの短所を指摘され、それが当たっていればいるほどムカつく――そんな経験はないだろうか。そう、人間は感情で動く生きものなのである。

 理屈通りに動くのはロボットくらいだ。イヌもネコも感情で動く。人間もしかりである。理屈通りに動けるなら苦労はしない。理屈ではわかっていても、なかなかその通りに動けない。だからこそ、悩み苦しむ。イライラする。自己嫌悪に陥る。

 学校時代を思い出してみればわかる。試験が近づき、そろそろ準備勉強に集中しなければならない。それは十分わかっている。でも、気分が乗らない。やる気が出ない。テレビの前で何となくダラダラと過ごしてしまう。焦りと自己嫌悪ばかりが募る。

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