つらい仕事が楽しくなる心のスイッチ

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2015/3/4  (1/5ページ)

 ビジネスの成否は、自分が人に対して与える印象に大きく影響される。好感のもてる人は信用できそうに思う。信用できそうな人に仕事を頼むことはしても、胡散(うさん)臭そうな人、頼りなさそうな人に仕事を頼もうとは思わない。

 ビジネスの基本は、仕事がしっかりできる能力を身につけることであるのは間違いない。でも、せっかく知識やスキルをもち、相手のために役に立つことができると思っていても、相手に、「この人に任せたい」と思ってもらえないかぎり、ビジネスは成立しない。そこで大切なのが第一印象だ。

 初対面で受ける印象が、その後の関係を大きく方向づける。まずは、そのことを証明した社会心理学者アッシュの心理実験をみてみよう。

 ある知らない人物Xを6つの形容詞で紹介する。そのさい、形容詞を図の系列Aのような順序で伝えた場合と、系列Bのような順序で伝えた場合とで、与える印象が違うかどうかを確かめた。

 その結果、系列Bより系列Aの方が明らかに好印象を与えることがわかった。

 系列AとBは6つの形容詞がすべて共通で、違うのは順序のみである。

 それにもかかわらず、与える印象が違う。ここから言えるのは、順序が大事だということである。

第一印象
最初に与える印象。最初に与えられた情報によって一定の人物像ができあがり、その後に入ってくる情報はすでにできあがった枠組みに一致するように歪曲されて受け入れられる傾向があることがわかっている。

>> 最初に飛び込んでくる情報で印象がつくられる!

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