ダイバーシティに挑む

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2016/2/25  (1/5ページ)

 「留職」という言葉を聞いたことがありますか?これは、企業で働くビジネスパーソンを新興国のNPOや企業に派遣し、本業を活かしながら課題解決に取り組んでもらうプログラムのこと。元マッキンゼーと元ボストン コンサルティング グループ出身の2人が立ち上げたNPO法人「クロスフィールズ」が手がけている事業です。この1月、スイスで開かれた世界経済フォーラム(ダボス会議)にも招待された副代表の松島由佳さんに、改めて、「なぜ留職だったのか」を聞きました。

ダボス会議で“生きた刺激”を受ける

――ダボス会議はどうでしたか?

 全体的に非常にオープンで、偉い人もそうでない人も、肩書きではなく一個人として発言し、その発言が平等に扱われている雰囲気がありました。今回、私は「グローバルシェーパーズコミュニティ」の一員として招待され、本会議にも初めて参加したのですが、私のような初心者でも気後れせずにいられました。

――「グローバルシェーパーズコミュニティ」とはなんですか?

 ダボス会議から選出された若手で構成しているコミュニティです。世界人口の半分が27歳以下だと言われているなか、若者たちの声をもっと本会議にも届けていこうという狙いで、2011年に作られました。登録しているのは、世界各地で活躍している起業家や社会活動家など、33歳以下の若手約5000人。各都市にハブを持ち、メンバーは定期的に集まって、地域における社会的課題を解決するためのプロジェクトに取り組んだりしています。私は2015年から、そのメンバーの1人になっていました。

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