出世する人は人事評価を気にしない

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2015/2/10  (2/4ページ)

今後10年間の間に幸運をもたらす“青い”つながり

 多くのビジネスパーソンは、もちろん強いつながりを持っており大事にしているが、意外に弱いつながりを意識していない。

 棚卸しした人的資本を見直してみよう。

 そのつながりの部分にマークをつけてみてほしい。

 強いつながりは、赤いマーカーで目立つようにする。

 そして、他のつながりの中で、強いつながりにある人や組織とつながっていない者だけを選んで、青いマーカーで目立たせよう。

 そうして確認してみると、赤いつながりは多いが、青いつながりはそれほどでもないことに気付くだろう。あるいは、そもそも青いつながりになりそうな人を、人的資本棚卸しシートに書いていないことに気づいたかもしれない。

 典型的な弱いつながりには、例えば数年に一度会う友人たちや親戚などがある。あるいは、過去のビジネス上の取引先。特に先輩から引き継いだ後、その先輩が退職しているような場合だ。それ以外にも、あなただけが窓口となっている他のネットワークとのつながりは数多くあるだろう。5年も10年も連絡をとっていなければ、それらのつながりには消えてしまっているものもあるだろう。

 でも、メールやSNSなどで軽く連絡をとってみることはできる。ご機嫌伺いの電話でもいい。そうして消えてしまっていたつながりを、弱いつながりとして復活させてみよう。今増やした弱いつながりは、これからの10年間に、幸運をもたらす人的資本になるのだから。

 自分自身の弱いつながりを確認するために、次のような関係をあらためて見直してみるとわかりやすいだろう。

 学生時代のつながり:同期だけでなく、先輩、後輩、教官、他校の友人
 社内のつながり:同僚、上司、部下
 職業としてのつながり:取引先、顧客
 専門性としてのつながり:同業の知人、学会
 交友としてのつながり:紹介された友人・知人、SNS、交流会
 親族としてのつながり:家族、親族

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