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2016/2/9  (1/6ページ)

人事面談でアピールすることは損か得か

 「目標管理制度」という人事の仕組みがある。大半の会社で採用されているこの仕組みは、期初に目標をたて、期末に結果を評価して、給与改定(昇給・減給)や賞与額、昇進などに反映しようとする仕組みだ。人によって達成できた目標もあれば、惜しくも達成できなかった目標もある。惜しかった理由によっては、たとえ未達であったとしても理由をしっかりと述べてなんとか達成扱いにしてもらうことも考えるだろう。 実際に私が多くの会社でチェックしてきた目標管理シートの記述内容には、数値的には若干未達であっても、自己評価では「達成」としているものが多かった。シートには未達に至る理由が記載されている。未達の原因は自分が悪かったのではない、環境がそうだったのでどうしようもなかった、というようなことだ。あるいは目標がそもそも高すぎたので、これくらい出来ていれば十分認められるはずだ、というような内容だ。

 評価シート上でそういうアピールをする人は多いのだけれど、じゃあ面談の場でもそうすることがよいのだろうか。

 実際の面談の現場を見てみると、評価シートの自己評価は強気なのに、口頭でのアピールが弱い人が多い。たとえば評価シートでは98%の達成度だったけれど、C評価(未達成)ではなくB評価(達成)として自己評価している。その理由もちゃんと書いている。でも上司に「これは未達だからCだよね」と言われると「まあ……そうですね……」と引き下がってしまう人などだ。もちろん一部には「いや、そこに書いたように理由があります。だからB評価で当然だと思います」と強くアピールする人もいるだろう。

>> なぜ自己評価は高めにした方がいいのか

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