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2016/1/12  (1/4ページ)

上を目指す人には、通勤時間はムダでありリスク

「職住接近」を勧める人が増えた。会社の仕組みとしても、2駅ルールとか3駅ルールとかの形で住宅手当の支給方法を導入している場合がある。勤務地から2駅、あるいは3駅以内に住んでいると、通常よりも多めの住宅手当を支給しましょう、という仕組みだ。会社側のメリットとしては交通費負担が減るということと、従業員間のコミュニケーションが促進されやすいというようなことがあげられる。一方従業員側のメリットとしては、通勤ストレスが緩和されるし、また手取りとしての給与が増える。

 では会社の近くに住めば成功しやすくなるのだろうか。会社の中で言えば出世することが典型だが、他にも専門性を高めたり、やりがいのある仕事を担当できたりするだろうか。

 職住接近とは単純に言えば、ムダな移動時間を減らす取り組みだ。職住接近以外で言えば、営業に関する移動時間を減らす取り組みも積極的に行われている。客先訪問はなるべく地域別に固めれば移動時間が減る。そのために地域別担当制をしいたりするし、その発展形が支店、支社を設置したりすることだ。そしてビジネスパーソンが最も多く移動に使う時間が通勤であり、それを減らすことができればビジネスや生活に使える時間が増える。だからどんどん進めるべきだ、という論理が背景にある。

 移動時間はまたリスクでもある。たとえば通勤に2時間かかるところから通っているとすれば、それだけ事故や災害にあう可能性も増える。電車が止まってしまえばアポイント時間にも間に合わない。災害が起きれば帰宅することも困難になるだろう。

 ムダであり、リスクでもある移動時間を減らす取り組みはたしかに効率的だ。

>> すでに半数以上の人が「通勤時間30分未満」の所に住んでいる

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