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2016/1/19  (1/9ページ)

どんな事情があれば異動を断れるのか

 同じ部署に5年ほどいて、専門的なことにも慣れてきたし、部署のメンバーとのコミュニケーションもとりやすくなっている。そんな時に部署を変わる異動命令が出たとすればどう考えればいいのだろう。

 専門性の変化とチームメンバーとの関係については企業タイプ別に詳しく記すが、要約すれば、まだプロフェッショナルと言えない状況での専門性の変化はキャリア構築においてマイナスに働くことになる。特に転職を考えている人であれば職務経歴書でのアピールポイントが減る可能性が出てきてしまう。

 一方で新しい部署の人たちとのつながりは、今いる会社の中では大きくプラスになるし、仮に転職や起業を選んだとしても有用な場合が多い。だから今自分の中に蓄積されている専門性のレベルと、社外に出るタイミングとを踏まえて異動を受け入れるべきかどうかを考える必要がある。

 それ以外の事情で異動命令に対して躊躇することがあるとすれば、おそらくそれは①働く時間の変化、②勤務地の変化、ということが理由になっているはずだ。

 たとえば働く時間が変わるということは、残業の頻度が変わることであったりする。今の部署よりも残業が減るのであればよいが、増えるとなれば生活パターンを変えざるを得なくなる。習い事をしていたり、あるいは子どもの送り迎えに影響したりする場合には異動を断りたくなるだろう。

 勤務地については、仮に引っ越す必要がなかったとしても遠方になる場合に迷いが生じるだろう。今の勤務地なら電車で30分で通勤できるけれど、新しい勤務地は1時間以上かかるような場合だ。

 このような場合、異動することによるメリットと比較してみてほしい。会社のタイプによって異動の目的や事情が異なっていたりするからだ。

>> ロイヤリティ型企業の異動命令はジョブローテーションの一環

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