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2016/2/2  (1/7ページ)

育児と出世の期間的関係

 共働き世帯はすでに60%に達している。しかし世帯平均所得は減りつつあり、共働きでなければ育児がそもそもできない状況になりつつあることが、厚生労働省の国民生活基礎調査からわかる。

 会社の中で給与を増やす方法はすでに年次昇給ではなく昇進による昇給がメインになっている。だから出世しなければ給与は増えないのだけれど、育児と出世との両立は可能なのだろうか。

 課長になる平均的な年齢は統計により若干異なるが、おおよそ40歳手前だ。部長になるのは45歳前後。だから出世しようと思えば30代半ばから40代半ばあたりに最も努力しなければいけない

 一方で平均初婚年齢は現在30歳を少し過ぎている。あわせて初産の年齢も後倒しになっており、特に都市部では晩婚化・晩産化が進んでいる。育児はそこからスタートするが、就学前期間だけでなく、小学校や中学校でも親の参加は重要だ。

 これらの事実が示すことは、「出世に注力する期間と、育児期間が完全に重複してしまっている」ということだ。そして残念ながら、多くの企業では育児に注力する人は出世から遅れることになる。

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