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2016/2/16  (4/5ページ)

企業タイプごとの上司攻略③ 自立型では、強い意欲と自己責任の意思を示す

 最後に自立型の会社の場合だが、このタイプの企業の上司には次のような特徴がある。

 自立型企業の上司の特徴

  • 自分の成果に一番興味がある
  • 会社とは対等の関係にあると考えている
  • 部下との関係性は使えるか使えないかで判断する

 自立型の会社の上司とは、自分が生み出した成果を認められて出世してきている。だから成果とは自分自身のプライドが立脚するところであり、それがすべてだと考えている場合も多い。実際のところ経営層に近い立場になるほど、成果のみで評価する考えはあたりまえになる。いくら良いマネジメントをしていても成果が伴っていないと、会社であれば倒産してしまう。自立した生き方とはそのような経営者の視点で考えるということでもあるので、努力をまったく認めなくなる場合もあるのだ。

 また成果が明確になるにつれ、自分と会社との関係をデジタルに理解しやすくなる。去年は10億円の売上と1億円の利益を会社にもたらしたから、今年の年収は少なくとも3000万円、という要求をする場合もある。会社が拒否するなら顧客を連れて別の会社に行きますよ、といった具合だ。ある意味、会社の看板の下で自分のビジネスを持っているような状態だ。だから部下に対しては、自分のビジネスに使えるかどうかで判断することになるのだ。

 このタイプの上司とは、相性があえば生涯の関係を築けるだろう。どちらかが転職したとしてもつながりは続く。自然と連絡をとりあい、再び一緒に働く場合も多い。しかしそうでなければ知り合い程度で終わってしまう。たとえ上司部下として10年一緒に仕事をしたとしても、転職すればあっさりと切れてしまうような関係になる。

 彼らが面談の場で前提とするのは、評価とは会社と個人との契約の結果であるということだ。そして面談の場は、その結果についての合意を得るところだと考えている。コーチングスキルでの指導育成を行う人もいるだろうが、基本的には自己責任を求めている。

 そして今期の結果を前提として、来期にどのような成果を生み出そうとしているのかを確認してくるだろう。今年の結果が良かったのなら、さらに上を目指すのか。今年の結果が悪かったのなら、それを自己責任として改善できるのか。そのような将来のことを確認しようとする。

>> 成長を目指し、成果を生み出そうとする意欲示せ

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