あなたも起業家

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2015/6/26  (1/6ページ)

 どうやって自社のウェブサイトを見てもらうか。いまや企業の販促担当者の共通の課題です。メリービズ社長の工藤氏から、コンテンツマーケティングの新旗手がいると、聞いて東京・小石川のオフィスを訪ねました。2011年に元富士通マンの宗像淳さん(39)が起業したイノーバです。

――もともと富士通に勤めていたんですね。

 大学では英文学を専攻していたんですが、ファミコン世代だったのでもともとITに興味がありまして。実家が郡山(福島県)の酒屋なんですけど、中学時代に表計算ソフト「ロータス1-2-3」を親に買ってもらって、家業を手伝ったり。まあソフトを使うほど売上げはなかったんですけどね。それでIT企業に入社したんです。

――富士通ではどんな仕事をやっていたんですか。

 (富士通が買収した)米アムダール担当のマーケティングの企画部にいました。サーバーの売り込みなどをやってまして、入社5年の2004年ときにペンシルバニア大学のウォートン校にMBA留学しました。当時はチーム学習を重視していたので、仲間と教え合いながらの勉強で、そんなに辛くはなかったんですね。むしろビジネスの学習は面白いなと感じました。

――ウォートンは名門ビジネススクールですね。MBA経験を生かせましたか。

 留学後に海外子会社に続いて新規事業担当になりまして。社内のプロジェクトなのですが、富士通研究所で開発した次世代技術を米国の先進顧客に評価してもらい事業化しようというプロジェクトだったんです。しかし、顧客のリクエストに応える為に、製品改良するのに時間がかかる、予算取りをしないといけない、こんな千載一遇のチャンスなのにという事もあり、悔しい思いをしました。

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