あなたも起業家

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2015/7/30  (1/5ページ)

 世界各地で配車サービスを展開する米ウーバー・テクノロジーズ。運輸業界に衝撃をもたらし、グーグル、アマゾンに次ぐ革新的なIT企業と注目を集めています。日本にも上陸しましたが、一部タクシー業界などから反発を受けています。日本法人のウーバージャパンの高橋正巳社長(34)は元ソニーマン。「起業家精神」で日本独自の新規サービス次々仕掛けようとしています。

――高橋さんは、なぜソニーに入ったのですか。

高橋氏高橋氏

 親の仕事の関係で子供の頃から欧米と日本を行き来し、大学はシカゴ大学に行きました。最初の頃は弁護士になろうと思ったのですが、在学中に9・11(2001年に米国で起こった大規模テロ事件)がありました。ビジネスを通じた社会貢献はないかなと。日本発の企業で、まず浮かんだのがソニーでした。2003年に入社して、マーケティングをやりました。アイワ(当時)やテレビのブラビアのブランドの立ち上げ事業にも携わりました。

――この後、フランスのビジネススクール「INSEAD」に行ったのはなぜですか。

 ソニー・フランスに赴任してプロダクト・マネジャーとなりました。子供の頃、スイスでフランス語を学んだんです。ただ、現地のセールスマンは100%フランス語で英語は使いません。ああ言えば、こういう国民性ですから、フランス語でやり合ったり、説得するのは最初は苦労しました。

 そしてソニー在職のまま、INSEADでMBAを取得しました。幼いころ、父にその存在を教えてもらっていて、憧れていたんです。フランスとシンガポールにもキャンパスがあって、米国のペンシルバニア大学ウォートン校にも交換で行って、最後はフランスのキャンパスで卒業しました。この間1年ですけど、ものすごく濃密でグローバルな時間を過ごしました。学生は多様です。我々のグループはルーマニア人とイタリア人、インド人 セネガルとフランスのハーフと私だったんです。ダイバーシティ溢れる環境で、調和とか、リーダーシップなどを磨くわけです。

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