ありのままの自分で始めるマイスタイル起業

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2015/8/26  (3/4ページ)

■自分の能力をフルに発揮できるクライアントと仕事をする

 最後に私自身のことをお話ししましょう。

 私は「キキダスマーケティング」という、独自のマーケティング手法、発想法を構築しています。この手法、プランニングとかコピーライティングを手がける際、必ず顧客インタビューや売り場担当者へのヒアリングをやり、そこから聞き出したヒントを活かして提案するというやり方です。

 つまりは、ひと手間がかかる。コスト的にも他のマーケティング会社やリサーチ会社、プロダクションより高めになるし、聞き出すというプロセスが必ず入るので、スケジュールも長めになります。

 そこだけを取り上げるとクライアントにはメリットがありません。が、お客さんの声、市場の声を丁寧に拾い上げ、それをベースに考えられた企画ですから的中率は抜群。

 あえて生意気を言わせてもらえば、私が企画を立てれば売れるんです。成功率が高まるんです。それも圧倒的に! です。ですから、私はよくこう言うんです。

 「広告をつくること、販促をやること。それが目的ならば他社に依頼してください。ですが、成績を上げたいとか、自社の製品をたくさん買ってもらいたい、ということが目的ならば中山ですよ!」と。

 すると最終目的を確認し、理解していただいた方からだけ、仕事の依頼がやってきます。

 「価格が少し高めでも、スケジュールが多少長めでも、成果を出すことがゴールだからあなたに頼みたい!」という方が来てくれる。そうなるわけです。

 これが私のブルーオーシャンです。

 

 価格で戦い、値引き合戦に陥り、毎日がヘトヘト。1つの仕事あたりの利益が削られていくので、本数を稼がなくてはいけなくなり、勢いハードなスケジュールになる。忙殺されてアウトプットのクオリティが下がり、クライアントも減っていき、ますますその場しのぎ、その日限りの仕事に落ち込んでいく。待っているのは、ペコペコと頭を下げる下請け営業。それでいいんですか?ということですよね。

 私の場合は、そういうスタイルを全面拒否しています。私のことをよく理解してくれているクライアント、私の能力を最大限活かしてくれるクライアントとだけ、仕事をしています。これが、「自らカテゴリーをつくり、そのカテゴリーで唯一の存在になる」ということの意味です。この本で学んできたことを活かし、ぜひブルーオーシャンをつくり上げてくださいね。

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